ラブストーリーは喫煙所に

仕事終わり、家に帰ろうと家の最寄駅まで着いた。いつもの喫煙所へ。

ブルーハーツが鳴り響くLとR、遠くを何となく眺めながら煙草をふかす。

そこに誰かの手が肩に触れる。そこに思考なんてない。反応で振り返るとそこに可愛い子。

何も聞こえない。しかし、何か話してる。

Lだけ外す。彼女はマイセンを握りしめている。そして、聞こえた。

「火貸してくれませんか?」

その子は火を貸す童貞を自分から奪った。

「ありがとうございます。」

返されたライター、彼女は軽く一服して、青信号となり歩いて行ったシルエットが眼中に収まった瞬間…

チャララン〜♪

流れ出した『ラブストーリーは突然に』


以上実話でした。何もありません。

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